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  • 2011.02.13 Sunday
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東京物語(奥田英朗)

 
東京物語 (集英社文庫)

1978年4月。18歳の久雄は、エリック・クラプトンもトム・ウェイツも素通りする退屈な町を飛び出し、上京する。キャンディーズ解散、ジョン・レノン殺害、幻の名古屋オリンピック、ベルリンの壁崩壊…。バブル景気に向かう時代の波にもまれ、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく久雄。80年代の東京を舞台に、誰もが通り過ぎてきた「あの頃」を鮮やかに描きだす、まぶしい青春グラフィティ。まぁそれなりかな・・・

百夜行(東野圭吾)

 

白夜行 (集英社文庫)

質屋を経営していた男、桐原亮司の父親が殺されたことから物語がはじまる。警察は質屋に通っていた女と亮司の父親との関係から捜査を進めるが女の死によって事件は迷宮入りした。刑事の笹垣は女の死を不可解に感じ、その娘の雪穂の身辺を調べるが・・・。

テレビでも少ししか見ていないし先に「幻夜」を読んでしまったがさすがに面白く読みごたえはある。ドラマでは雪穂と亮司の係わりが描かれていたような気がするが原作では2人の接点は全くない。周りの人間が推理していく進め方だが2人の深層心理は全く描かれていない。2人の暗い生い立ちは悲惨だと思うが何故そこまでして周りの人間を追いつめて不幸にしていくのかがわからない。ドラマでは最初の犯行を隠すために犯罪を重ねていくような感じだったと思うが原作では、ただ自分が幸せになる、生きていくためだけに周りの人間を不幸にしているようにしか感じられない。

母恋旅烏(荻原浩)

 
母恋旅烏 (小学館文庫)

元大衆演劇役者の花菱清太郎(芸名)が妻、ヲタクの兄、ロッカーで子持ちの姉、少し成長の遅い「ボク」を巻きこんではじめたレンタル家族家業だったが・・・大酒飲みで自由奔放の清太郎に振り回されて家族は大迷惑。しかも失敗に次ぐ失敗で借金がかさみ、結局元のサヤに戻ることになってしまった。身勝手な父に嫌気がさして兄と姉は自分の生き方を探して家出してしまった。ボクと父親と母親は再び旅まわりの一座に加わって全国を旅していくことになった・・・。

身勝手な父親のせいで仲の悪くなった家族だったが父親の背中を見て少しずつ成長していく「ボク」にホロリとくる。ドタバタあり涙ありの痛快小説。最初は「ボク」の語り口で読むのをやめようと思ったけど最後まで読んでよかった!今のところ、この作者は失敗なし。

快笑小説(東野圭吾)


オムニバス。

年金暮らしの老女が芸能人の“おっかけ”にハマり、乏しい財産を使い果たしていく「おつかけバアさん」、“タヌキには超能力がある、UFOの正体は文福茶釜である”という説に命を賭ける男の「超たぬき理論」、周りの人間たちが人間以外の動物に見えてしまう中学生の悲劇「動物家族」…etc.ちょっとブラックで、怖くて、なんともおかしい人間たち!多彩な味つけの傑作短篇集。


ハードボイルドエッグ(荻原浩)

 
ハードボイルド・エッグ (双葉文庫)


フィリップ・マーロウに憧れ、マーロウのようにいつも他人より損をする道を選ぶことに決めた「私」と、ダイナマイト・ボディ(?)の秘書が巻き込まれた殺人事件。タフさと優しさを秘めたハードボイルド小説の傑作。
 
最上俊平はレイモンド・チャンドラー原作のハードボイルド小説の主人公、私立探偵フィリップ・マーロウにあこがれ、彼のごとく渋く振る舞い、生きることを心情として探偵稼業を始めるが、依頼は飼い主から逃げたペット探しが8割、浮気調査が2割。他人からは「便利屋さん」とか「雑務代行業」と称されている。友達は、はやらないバーのマスターJとホームレスのゲンさんだ。
そんな彼のもとに秘書募集の貼り紙を見てやってきたのが、彼が夢想するようなダイナマイトボディの美女ではなく、80過ぎの片桐綾婆さん。
ふたりは逃げたペットの犬探しの折、本当の殺人事件に出くわす。彼らは事件解決に乗り出すが、そこは荻原浩の世界、ヤクザやアニマルホームの経営者夫婦と関って七転八倒、抱腹絶倒の大活劇が展開される。

ラストはホロリとして信じられなかったけど(最後までふざけて終わってほしかったwww)もう一度読みたいと思わせてくれた作品。

幻夜(東野圭吾)

 
幻夜

白夜行の形を変えた続編。白夜行は読んでないが(挫折)まったく別の話としても楽しめた。でもラストを読むと続編がありそうな予感なので百夜行を読んでいたほうがいいのかもしれない。

阪神大震災の朝、雅也の運命が変わった・・・。父親が経営する工場が潰れ、父親が自殺。その保険金を狙う叔父を震災に紛れて殺してしまった。それを見ていたのが美冬。美冬が警察に連絡するか気になって仕方ない雅也だったが・・・美冬から「ある物」渡され「一緒に逃げよう」と提案される。わけが分からぬままに2人で上京。それから数年、美冬に言われるがままに行動してきた雅也だったが徐々に魔性の女、美冬に疑問を抱いてゆく。

神様からのひとこと

 
大手広告代理店をやめ4年も同棲していた彼女にも訳が分らぬまま逃げられて「珠川食品」に再就職した涼平は入社早々会議で大騒ぎしてリストラ待ちといわれている「お客様相談室」に異動になった。福社長に気に入られてまともな仕事ができると思ったのが大きな間違いだった・・・。お客様相談室は見栄と体裁だけを気にしているような室長や仕事をさぼってギャンブルに明け暮れているような先輩、敬語もつかえないネット中毒者など散々たる面々。仕事と言えば電話をとってお客様のクレームにひたすら頭を下げる毎日だったが、室長はともかく頼れるんだか頼れないんだかわからない先輩や仲間と孤軍奮闘していく。しかし懸命にクレーム対処しても先代の孫の福社長や頭の固い取締役連中に振り回され悲しい思いをすることもも多い。それでも涼平たちは自分の生きる道を探して進んでいく。読んでいて幸せな気分になれた。

コールドゲーム(荻原浩)

 
進路未定の高校生、光也が幼馴染の良太に久しぶりに呼び出された。良太は昔から不良でヤクザとも付き合いがあるので突然の呼び出しに不安を感じていた。その不安は的中、同級生たちが次々と不慮の事故や暴行の被害者になっているという。良太が言うには犯人は中学のときに良太を中心に苛めていたトロ吉(廣吉)が犯人ということだった。思った通り良太に命令されて犯人(廣吉)探しをする羽目になってしまった。とはいえ光也は良太ともある程度対等に渡り合えていた。良太はワル、光也は高校球児ということで接点が少なかっただけ。良太と光也と清水という不良仲間で夜のパトロールなどをするが次々と事件がおこってしまう。半信半疑だった光也も徐々に廣吉の犯行と確信する。

ストーリーは苛められっ子だった廣吉の犯行がエスカレートして殺人にまでおよび・それを良太と光也が周りに呼び掛けて阻止しようと奮闘することで進んでいくが、犯人は別にいてラストは恐ろしいことに・・・。でもありえないことが多すぎて入り込めず読むのに時間がかかった。苛めの主犯格良太やその仲間、見て見ぬふりをした光也が主人公で正義みたいに描かれているのはおかしいと思う。

押し入れのちよ(荻原浩)

 
切ないような情けないような悲しいような・・・オムニバス。表題作の「押し入れのちよ」のちよが可愛くて悲しくて泣き笑した。読みやすくて・・・

僕たちの戦争(荻原浩)

 
商品の詳細


現代の若者でポジティブシンキングの「健太」と戦時中の特攻隊員の「吾一」が時空を超えて入れ替わってしまった!2人は顔形、スタイル、字体など双子のようにそっくりで、周りのものは入れ替わったことにも気付かなかった。吾一が健太として暮らしはじめ現代の生活に馴染もうとする場面がおかしくておかしくて大爆笑してしまった。健太は生死の危機を身近に感じつつも持ち前の明るさ(バカ)で様々なことを乗り切っていく。お互いに自分の世界に戻ろうともがくが次第にその世界に魅力というか生きがいというか・・・を感じ必死に生きていこうとする。後半の健太の気持ちの変わりようには感動して泣きそうになった。そして吾一の「こんな世界にするために戦争で死んでいったのか・・・」という言葉には考えさせられる。過酷な戦時中と物が溢れ心が病む現代・・・どちらが幸せなのだろうか?そんなことを考えさせられる物語だった。ラストは読み手に想像させる終わり方で残念だったけど、どちらにも幸せになってほしいと願った。文句なしの

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